この記事のポイント
- まず結論:主要SNSは 13歳以上が利用規約、それ未満は本来NG
- 非公開アカウント + DM制限 が最優先設定
- デジタルタトゥー(消えない投稿)への理解
- 対象:12〜13歳前後のお子さんを持つ保護者
相談・確認のタイミング
こども家庭庁 より:
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 見知らぬ人とのやり取り発覚 | 警察相談 #9110 |
| 自画撮り要求・脅迫 | 警察相談 #9110 |
| 誹謗中傷・オンラインいじめ | スクールカウンセラー / 学校 |
| 投げ銭・課金トラブル | 消費生活センター 188 |
| ネット依存疑い | 精神保健福祉センター |
| 24時間子ども相談 | チャイルドライン 0120-99-7777 |
重要:SNS上の脅迫・性的内容の要求は即警察相談。「子が困っている」サインを見逃さないで。
SNSの「13歳の壁」
主要SNSの年齢制限
| SNS | 利用規約 |
|---|---|
| 13歳以上 | |
| TikTok | 13歳以上 |
| X (Twitter) | 13歳以上 |
| LINE | 12歳推奨 |
| Discord | 13歳以上 |
| BeReal | 13歳以上 |
「13歳」の根拠
- 米国COPPA法(児童オンラインプライバシー保護法)の影響
- 「13歳未満は親の同意なしに情報収集されない」
- 多くのプラットフォームが13歳以上対応
年齢を偽るリスク
- 規約違反でアカウント凍結
- トラブル時の救済が薄い
- 「大人扱い」されグルーミング標的に
SNSデビューの準備
こども家庭庁 より:
「なぜやりたいか」を聞く
- 「友達とつながりたい」
- 「流行を知りたい」
- 「自己表現」
「リスクを理解しているか」
- 「個人情報の危険」
- 「見知らぬ人」
- 「消えない投稿」
「親子で一緒に始める」
- 「最初は親も見る」
- 「設定を一緒に」
- 「困ったら相談」
「段階的に」
- 「まずLINE(家族・リアル友達)」
- 「次に他のSNS」
- 「自己管理へ移行」
非公開アカウント設定(最優先)
内閣府 より:
「非公開」とは
- 「承認したフォロワーのみ閲覧」
- 「投稿が一般公開されない」
- 「リアル友達のみ」運用
各SNSの設定
- Instagram:「非公開アカウント」をオン
- TikTok:「非公開アカウント」(別記事参照)
- X:「ツイートを非公開」
「16歳未満は初期非公開」
- 多くのSNSで自動的に非公開
- 「年齢を正直に」が前提
フォロワー管理
- 「知っている人のみ承認」
- 「見知らぬフォロワー申請は拒否」
DM(ダイレクトメッセージ)制限
こども家庭庁 より:
DMの危険性
- 「見知らぬ大人からの接近」(グルーミング)
- 「個人情報の聞き出し」
- 「会おう」「写真送って」の要求
設定
- 「誰からも受け取らない」:最も安全
- 「フォロー中のみ」
- 「フレンドのみ」
グルーミングのサイン
- 「秘密にして」と言う
- 「年齢を聞く」
- 「ゲーム外・SNS外で話そう」
- 「会おう」「写真を送って」
「リアル友達のみ」ルール
- 「直接会ったことがある人」
- 「見知らぬ大人のフォローは警戒」
デジタルタトゥー
内閣府 より:
デジタルタトゥーとは
- 「ネットに出した情報は消えない」
- 「削除しても保存・拡散される」
- 「数年後に問題になる可能性」
子に教えること
- 「投稿前に考える」
- 「将来見られて困らないか」
- 「軽い気持ちの投稿」のリスク
「進学・就職への影響」
- 「過去の投稿」が検索される時代
- 「炎上」のリスク
- 「友達の写真」も無断投稿しない
「個人情報を映さない」
- 制服 → 学校特定
- 背景 → 居住地特定
- 「位置情報オフ」
自画撮り被害への備え
こども家庭庁 より:
自画撮り被害とは
- 「SNSで知り合った人に画像要求」
- 「裸・下着の写真を送らせる」
- 「拡散・脅迫」
「絶対に送らない」
- 「どんな理由でも送らない」
- 「言われた瞬間にスクショして親に」
- 「警察相談 #9110」
「被害に遭ったら」
- 「子を責めない」
- 「警察相談」
- 「画像の削除依頼」
誹謗中傷・オンラインいじめ
内閣府 より:
リスク
- 「不特定多数からのコメント」
- 「LINEグループでの仲間外し」
- 「なりすまし」
対応
- 「証拠を保存(スクショ)」
- 「ブロック・通報」
- 「学校・親に相談」
- 詳しくは別記事「オンラインいじめ」
「子のメンタル」を最優先
- 食欲・睡眠の変化
- 「SNSをやめた・変えた」
- 希死念慮サインは即対応
親子で結ぶ「SNS約束」
こども家庭庁 より:
約束の例
- 「個人情報を投稿しない」:本名・学校・住所
- 「非公開アカウント」を守る
- 「DMはリアル友達のみ」
- 「会ったことのない人と会わない」
- 「自画撮りを送らない」
- 「困ったら親に話す」
「紙にして貼る」
- 「ファミリーSNSルール」
- 「定期見直し」
- 「親も守る」
「親に内緒のアカウントを作らせない」
- 「信頼関係が安全網」
- 「秘密がトラブルの元」
- オープンな関係
「投稿前の確認」(最初は)
- 「投稿していい?」を習慣に
- 段階的に自己判断へ
「投げ銭・課金」への注意
こども家庭庁 より:
SNSの課金
- 「ライブ配信の投げ銭」
- 「サブスク機能」
- 「アプリ内課金」
対策
- 「OS側の課金制限」
- 「クレカ情報を子端末に保存しない」
- 「投げ銭は親の許可制」
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 13歳未満で年齢偽って登録 | 規約違反・保護が薄い・グルーミング標的 |
| 「公開アカウント」運用 | 不特定多数に閲覧される |
| 「DMを誰からでも受け取る」 | 見知らぬ大人との接触 |
| 「自画撮り」を送る | 性的搾取被害の入口 |
| 「個人情報が映る投稿」 | デジタルタトゥー・特定リスク |
| 「親に内緒のアカウント」 | トラブル時の対応遅れ |
| 「友達が始めたから」と急ぐ | 準備不足のデビュー |
| 「子のSNSに一切関与しない」 | リスク管理できない |
よくある誤解
Q. SNSは何歳から?
A. 主要SNSは13歳以上が規約。それ未満は本来NG。
Q. 非公開なら安全?
A. 承認したフォロワーには見られる。フォロワー管理 + DM制限も必要。
Q. デジタルタトゥーって大げさ?
A. 「削除しても残る」は事実。進学・就職に影響する例もある。
Q. 自画撮りを求められたら?
A. 絶対送らない・スクショして親に・警察相談 #9110。
Q. 親はどこまで関与?
A. 最初は一緒に、段階的に自己管理へ。「親に内緒のアカウント」は作らせない。
Q. 何科・誰に相談?
A. トラブルは 警察相談 #9110、いじめは スクールカウンセラー、緊急は チャイルドライン 0120-99-7777。
この記事の根拠
- 内閣府 青少年インターネット利用環境実態調査
- 内閣府 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律
- 総務省 情報通信白書
- こども家庭庁 こどもの安心・安全
まとめ
- 主要SNSは 13歳以上が利用規約:それ未満は本来NG
- 非公開アカウント + DM制限 が最優先設定
- グルーミングのサイン:「秘密にして」「会おう」「写真送って」
- デジタルタトゥー:投稿は消えない、進学・就職への影響
- 自画撮りは絶対送らない:被害は警察相談 #9110
- 親子で「SNS約束」を結ぶ:紙にして定期見直し
- 「親に内緒のアカウント」を作らせない
- 「友達がやるから」と急がない:準備してデビュー
大切なお知らせ:本記事は公的機関の情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。トラブルが発生した場合は、警察相談・スクールカウンセラー・チャイルドラインにご相談ください。

