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6〜8歳🏥健康・医療

5歳児健診のポイントと準備:こども家庭庁が全国実施を推進──就学前の発達・集団生活の評価

5歳児健診はこども家庭庁が2024年度から全国実施を推進する新しい健診。3歳児健診と就学時健診の『空白期間』を埋め、発達特性・集団生活への適応・就学準備を評価する。実施状況、チェック内容、発達相談・就学相談へのつなぎ方まで整理しました。

012.kids 編集部公開: 2026-03-11更新: 2026-06-097分で読めます
情報の信頼性

情報源:こども家庭庁・厚生労働省・文部科学省 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2026-03-11最終確認:2026-06-09参考文献:4
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この記事のポイント

  • まず結論:5歳児健診は こども家庭庁が全国実施を推進 する新しい健診(2024年度〜)
  • 意義:3歳児健診と就学時健診の 「空白期間」を埋める
  • 重点発達特性・集団生活への適応・就学準備
  • 対象:5歳前後のお子さんを持つ保護者向け

親のリアルな本音

「5歳児健診って初めて聞いた。うちの自治体やってる?」

「集団行動が苦手なうちの子、就学前に何か準備した方がいい?」

「発達のことを指摘されたら、小学校どうなる?」

SNSや子育てコミュニティでよく聞かれる本音です(編集部が想定した典型例として整えています)。就学を控えた発達・適応の不安 が中心です。

受診・相談のタイミング

状況 対応
早めに相談(保健センター・小児科・発達相談) 集団行動が極端に苦手/指示が通りにくい/会話のやりとりが難しい/落ち着きが極端にない/こだわりが強く生活に支障
健診で相談 就学に向けた不安/生活習慣/友達関係
就学相談(教育委員会) 特別な支援が必要かもしれない/通常学級か支援学級か迷う
見守りでOK 多少の個人差/集団生活を概ね楽しめる/会話が成り立つ

5歳児健診の位置づけ

こども家庭庁 5歳児健康診査 より:

新しい健診

  • こども家庭庁が2024年度から全国実施を推進
  • 国の補助 で自治体の実施を後押し
  • 従来は一部自治体のみ だった
  • 実施状況は自治体により異なる:確認が必要

なぜ5歳児健診か

理由 内容
空白期間を埋める 3歳児健診(3歳)と就学時健診(就学直前)の間が空く
発達特性が見えやすい 集団生活での適応が評価できる年齢
就学準備に間に合う 支援の準備に時間が取れる
早期支援 困りごとへの対応を就学前に

就学時健診との違い

健診 時期 主目的
5歳児健診 5歳 発達・集団適応・就学準備
就学時健診 就学の前年秋(文科省) 就学に向けた健康診断

チェック内容

こども家庭庁厚生労働省 より:

発達・行動

項目 5歳の目安
指示の理解 複数の指示に従える
会話 大人と自然な会話
集団行動 ルールを守って遊ぶ
順番・我慢 待てる
自分のこと 名前・年齢・住所が言える
手先 はさみ・ボタン・箸

集団生活への適応

  • 保育園・幼稚園での様子
  • 友達との関わり
  • ルールの理解
  • 指示の通りやすさ
  • 感情のコントロール

身体・健康

  • 身長・体重
  • 視力・聴力(自治体による)
  • 全身の診察
  • 生活習慣

発達特性の評価

国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害ナビポータル より、5歳児健診で気づかれやすい特性:

気づかれやすい困りごと

  • 集団行動が苦手:一斉指示が通りにくい
  • 落ち着きがない:座っていられない
  • こだわりが強い:変化が苦手
  • 対人関係:友達とのトラブル
  • 感覚過敏:音・光・触感
  • 不器用:手先・運動

「グレーゾーン」も支援対象

  • 診断がつかなくても支援は受けられる
  • 「困っている」が支援の基準
  • 就学に向けた環境調整

早期支援の意義

  • 本人の自己肯定感を守る
  • 「できない」を減らす環境調整
  • 就学先の選択に余裕
  • 保護者の理解と準備

就学に向けた準備

就学相談(教育委員会)

文部科学省 就学時健康診断 と合わせて:

  • 通常学級・通級指導教室・特別支援学級・特別支援学校 の選択肢
  • 本人の特性に合った環境
  • 早めの相談:年中〜年長で
  • 見学・体験 も可能

支援の引き継ぎ

  • 保育園・幼稚園からの申し送り
  • 就学支援シート:自治体による
  • 医療・療育機関との連携
  • 小学校への情報共有

家庭での準備

  • 生活リズム:早寝早起き
  • 「自分でやる」経験
  • 集団でのルール
  • → 詳しくは別記事「入学前の不安を和らげる」も参照

当日の流れ・持ち物

一般的な流れ

  1. 受付・問診票提出
  2. 身体測定
  3. 問診・発達のチェック
  4. 診察
  5. 保健指導・個別相談
  6. 必要に応じて発達相談・就学相談へ

持ち物

  • 母子健康手帳
  • 問診票(事前記入)
  • 保育園・幼稚園での様子のメモ(あれば)
  • 気になることのメモ

健診を活用するコツ

事前準備

  • 園での様子を担任に聞いておく
  • 気になる行動を記録
  • 就学への不安を整理
  • 問診票は正直に

相談のポイント

  • 「集団での困りごと」を具体的に
  • 家庭と園での違いも伝える
  • 就学への希望・不安を率直に
  • 必要なら専門機関の紹介を依頼

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「指摘されたら終わり」と恐れる 早期支援・就学準備の機会
発達特性の指摘を拒否 本人が困り続ける
「就学までに治る」と放置 環境調整の準備が遅れる
問診票に見栄を張る 必要な支援を逃す
他の子と過剰に比較 個人差が大きい
健診の有無を確認しない 自治体により実施状況が違う
園での様子を確認せず 集団での困りごとを見逃す
就学相談を先延ばし 選択肢を検討する時間が必要

よくある誤解

Q. 5歳児健診はどこでもある?

A. 実施状況は自治体による。2024年度から全国展開が進むが、確認を。

Q. 発達特性を指摘されたら支援学級?

A. 必ずしも。グレーゾーンも含め、通常学級+通級など多様な選択肢。

Q. 「就学までに治る」?

A. 発達特性は「治す」より「環境調整」。早めの準備が本人のため。

Q. 診断がつかないと支援は受けられない?

A. 「困っている」が支援の基準。診断がなくても環境調整・配慮は可能。

Q. 就学相談はいつから?

A. 年中〜年長で。見学・体験を含め余裕を持って。

Q. 何科・どこに相談すれば?

A. 保健センターが入口、発達は 小児科・児童発達支援センター、就学は 教育委員会

この記事の根拠

  • こども家庭庁 5歳児健康診査・母子保健施策
  • 厚生労働省 乳幼児健康診査の手引き
  • 文部科学省 就学時健康診断
  • 国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害ナビポータル

まとめ

  • 5歳児健診は こども家庭庁が全国実施を推進 する新しい健診(2024年度〜)
  • 3歳児健診と就学時健診の空白を埋める
  • 発達特性・集団生活への適応・就学準備 を評価
  • 実施状況は自治体による、確認が必要
  • 「グレーゾーン」も支援対象:困っていることが基準
  • 就学相談(教育委員会) で環境を整える
  • 指摘を恐れず 早期支援・就学準備の機会に

大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。お子さまの発達・就学の個別の状況については、保健センター・小児科・教育委員会にご相談ください。

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