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ゲーム中の姿勢:『スマホ首』『ゲーム腰』を防ぐ──正しい座位・画面の高さ、子の成長期に影響する『うつむき姿勢』のリスク

ゲーム・スマホ使用時の悪い姿勢は『スマホ首(ストレートネック)』『ゲーム腰(腰痛)』『眼精疲労』を招きます。成長期の子はとくに影響が大きく、整形外科学会等の指針をもとに、正しい座位・画面の高さ・椅子の選び方・休憩の取り方を整理しました。

012.kids 編集部公開: 2025-04-19更新: 2026-06-157分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・日本整形外科学会・スポーツ庁 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2025-04-19最終確認:2026-06-15参考文献:4
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この記事のポイント

  • まず結論:姿勢対策は 画面の高さ・椅子・休憩 の3軸
  • 「スマホ首」「ゲーム腰」 は成長期の子に影響が大きい
  • 30分ごとに休憩 + 軽い体操
  • 対象:6〜12歳のお子さんを持つ保護者

受診のタイミング

日本整形外科学会 より:

状況 連絡先
首・肩・腰の強い痛み 整形外科
手のしびれ・脱力 整形外科・神経内科
背骨の歪み・側弯 整形外科
頭痛・めまいが続く 小児科・整形外科
姿勢が極端に崩れる スポーツ庁ガイド・整形外科
学校健診で側弯指摘 整形外科

重要:子の「肩が痛い」「首が痛い」訴えを「成長痛」で片付けず、続く場合は受診を。

「スマホ首」(ストレートネック)とは

日本整形外科学会 より:

スマホ首の正体

  • 「ストレートネック」:頸椎の自然なカーブが失われる
  • 「うつむき姿勢」の長時間化で進行
  • 頭の重量約5kgが負担に

角度と負担

首の角度 頸椎への負担
0度(正面) 約5kg
15度 約12kg
30度 約18kg
45度 約22kg
60度(スマホを見下ろす) 約27kg

子どもへの影響

  • 成長期の頸椎への負担
  • 「猫背」「巻き肩」の連鎖
  • 頭痛・肩こり・集中力↓

「子のスマホ姿勢」

  • 顔の前にスマホを持つ
  • 机に置いて見下ろさない
  • 「肘テスト」で距離確認

「ゲーム腰」(腰痛)

スポーツ庁 より:

ゲーム腰とは

  • 長時間座位による腰痛
  • 「猫背」「骨盤後傾」
  • 「お尻ずらしの姿勢」

子どもの腰痛増加

  • 以前は大人の症状
  • 長時間ゲーム・スマホで子にも増加
  • 「成長期の姿勢」が将来に影響

正しい座位

  • 背筋を伸ばす
  • 足裏が床につく
  • 「90度ルール」:股関節・膝・足首が90度

「ソファゲーム」のリスク

  • 腰が沈む
  • 首が前に
  • 「悪い姿勢」が固定化

正しい姿勢の3原則

厚生労働省 より:

① 画面の高さ

  • 「目線とほぼ水平」:理想
  • 「やや見下ろす程度」:許容
  • 「見上げる」「強く見下ろす」NG

② 距離

  • スマホ:30cm以上
  • タブレット:40cm以上
  • モニター:50cm以上

③ 椅子と姿勢

  • 「背筋を伸ばす」
  • 「足裏が床につく」
  • 「肘が90度」

椅子と机の選び方

スポーツ庁 より:

子どもの椅子

  • 「足裏が床につく」高さ
  • 足が届かないなら:足台を使う
  • 「成長に合わせて調整可能」

学習机との関係

  • 「学習机をゲーム用に」OK
  • 「キッチンテーブル」も多用途
  • 「ソファ・ベッド」はNG

バランスボール・スタンディングデスク

  • 時々使うのは◯
  • 「常用」より「気分転換」
  • 子の好みで

子どもの机の高さ

  • 「肘が机と同じ高さ」
  • 「鎖骨と机の間に拳1つ」
  • 成長で調整

30分ごとの休憩

厚生労働省 より:

「30分ごと」が目安

  • 眼精疲労・身体疲労を軽減
  • タイマー活用
  • 「キリの良いところで」だと遅れがち

休憩中の動き

  • 「立ち上がる」
  • 「窓の外を見る」(20-20-20ルール)
  • 「軽いストレッチ」

「目の体操」

  • 遠くと近くを交互に見る
  • 目をぐるぐる回す
  • 目を閉じてリラックス

「全身体操」

  • 首を回す
  • 肩を回す
  • 背伸び
  • 「ラジオ体操」も◯

寝転がってゲームのリスク

日本整形外科学会 より:

寝転がりゲームの弊害

  • 首を強く曲げる
  • 腕を上げ続ける
  • 「目を上向き・下向き」

「うつ伏せ + スマホ」

  • 首・肩・腰すべてに負担
  • 「子の常習化」
  • 長時間で慢性化

対策

  • 「机でやる」:寝室NG
  • 「ソファゲーム」も避ける
  • 「正しい姿勢」を習慣化

子の身体不調サイン

スポーツ庁 より:

よくあるサイン

  • 「肩が痛い」
  • 「首が痛い」
  • 「頭が痛い」
  • 「目が疲れる」

「成長痛」との区別

  • 成長痛:両脚・夜・自然軽快
  • 姿勢由来:使用後悪化・特定の部位

「我慢する子」に注意

  • 「ゲームを取られるのが嫌で言わない」
  • 親が観察する
  • 「気になる仕草」:首をかしげる、肩を回す

学校健診の活用

  • 「側弯症健診」
  • 「整形外科健診」
  • 指摘されたら受診

「e-スポーツ・ゲーム」と姿勢

スポーツ庁 より:

e-スポーツの現状

  • 競技として認知
  • 「長時間ゲーム」のプロアスリート

プロが推奨する姿勢

  • 「ゲーミングチェア」:腰サポート
  • 「画面の高さ調整」
  • 「定期的な休憩」

家庭での参考に

  • 「真似する必要はない」
  • 「短時間でも正しい姿勢」
  • 「楽しさ」と「健康」の両立

屋外活動とのバランス

スポーツ庁 より:

「画面 + 屋外」の組み合わせ

  • 画面1時間 → 屋外30分
  • 「身体を動かす」リズム
  • 「目・身体・心」のリセット

文部科学省「新体力テスト」

  • 「子どもの体力低下」が課題
  • 「屋外活動」が改善鍵
  • 「ゲーム時間と体力」の関連報告

「子の運動習慣」

  • 学校体育だけでなく
  • 「外遊び」「習い事」
  • 「家族で散歩」

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「うつむき姿勢」で長時間 スマホ首・頸椎負担↑
「ソファでゲーム」常習化 腰・首への負担
「寝転がってスマホ」 首・肩・腰すべてに負担
「足が届かない椅子」 姿勢が崩れる、足台を
「休憩なしで2時間以上」 眼精疲労・身体疲労
「痛い」訴えを「気のせい」と片付け 慢性化リスク
「学校健診の側弯指摘」を放置 早期治療の機会逃す
「ゲーミングチェアで完結」と思い込む 姿勢自体の意識が必要

よくある誤解

Q. 子の腰痛は本当に増えてる?

A. 増加傾向。長時間ゲーム・スマホの影響が指摘される。

Q. スマホ首は子に多い?

A. 成長期の子も発症。うつむき姿勢の長時間化で。

Q. ゲーミングチェアは必要?

A. 必須ではない。普通の椅子でも姿勢を整えれば十分。

Q. 寝転がってゲームはダメ?

A. 首・肩・腰に大きな負担。机での座位を習慣に。

Q. 何分ごとに休憩?

A. 30分ごとが目安。立ち上がって全身を動かす。

Q. 何科・誰に相談?

A. 痛みは 整形外科、頭痛は 小児科、姿勢相談は 整形外科・理学療法士

この記事の根拠

  • 厚生労働省 目の健康と視力低下
  • スポーツ庁 子どもの運動・身体活動
  • 日本整形外科学会 子どもの整形外科疾患
  • 総務省 情報通信白書

まとめ

  • 姿勢対策は 画面の高さ・椅子・休憩 の3軸
  • 「スマホ首」:60度のうつむきで首に27kgの負担
  • 「ゲーム腰」:長時間座位・ソファ姿勢で腰痛↑
  • 正しい座位:背筋・足裏床・肘90度
  • 30分ごとに休憩:立ち上がる・目の体操・全身ストレッチ
  • 「寝転がってゲーム」NG:机での座位習慣
  • 子の「痛い」訴えを軽視しない
  • 画面 + 屋外活動 のバランス

大切なお知らせ:本記事は公的機関・学会の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。痛みが続く場合は、必ず整形外科にご相談ください。

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