この記事のポイント
- まず結論:動画制作は 「表現力を伸ばす学び」だが「公開前の確認」「個人情報・肖像権・著作権」 に注意
- 作ることと公開することを分けて考える
- 友達を 勝手に映さない・載せない、音楽の権利にも配慮
- 対象:動画制作を楽しむ小学校中学年〜のお子さんを持つ保護者
相談・確認のタイミング
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 学校での動画制作の方針を知りたい | 学校・担任 |
| 個人情報・顔が映った動画を公開した | 公開停止・削除、必要なら相談 |
| 他人の権利を侵害したかもしれない | 学校・消費生活センター等 |
| コメントで嫌な思いをした・誹謗中傷 | 警察相談専用 #9110・学校 |
| アプリの課金トラブル | 消費生活センター(188) |
重要:動画は「公開したら取り消せない」前提で。公開前に大人が一緒に確認するルールを家庭で決めましょう。
動画制作で伸びる力
文部科学省 GIGAスクール構想 より:
育つ力
- 構成を考える力(伝える順番・見せ方)
- 撮影・編集の創造性
- 論理的に伝える表現力
「公開」しなくても学べる
- 家族で見るだけでも力は育つ
- 作る過程そのものが学び
- 公開は慎重に判断する
公開前に必ず確認する
「写真・動画は個人情報のかたまり」
- 顔・制服・名札・家の外観・通学路が映っていないか
- 背景に住所や学校が分かる物がないか
- 公開前にすみずみまで確認するクセをつける
公開範囲を絞る
- 不特定多数への公開は慎重に
- 限定公開・家族内共有も選べる
- コメント欄のリスクも考える
友達の肖像権・他人の権利を守る
総務省 他者の権利を侵害する投稿 より:
勝手に映さない・載せない
- 友達を許可なく映して公開しない(肖像権)
- 写っている人・保護者の同意を得る
- 嫌がる人を撮らない
著作権に注意
- 音楽・キャラクター・他人の動画を無断で使わない
- BGMは権利を確認したものを使う
- 「二次利用」のルールを知る
安全に楽しむ家庭のルール
ルールづくりの例
- 公開前は必ず大人と確認する
- 個人が分かる情報は映さない
- 友達は許可なく載せない
- コメント・メッセージは大人と見る
課金・画面時間
- 編集アプリの課金・サブスクを確認
- 制作・視聴の時間を決める
- 就寝前は終え、目の健康にも配慮
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 顔・制服・通学路が映った動画を公開 | 個人が特定されるリスク |
| 友達を許可なく映して公開する | 肖像権の侵害 |
| 音楽・キャラクターを無断で使う | 著作権の侵害 |
| 公開前に大人が確認しない | トラブルに気づけない |
| 課金設定を確認せず編集アプリを使う | 無断課金トラブル |
よくある誤解
Q. 動画制作は公開しないと意味がない?
A. いいえ。作る過程そのものが学びです。家族で見るだけでも表現力は育ちます。公開は慎重に。
Q. 顔を隠せば公開して大丈夫?
A. 顔以外にも 制服・名札・通学路・家の外観から特定されることがあります。公開前に細かく確認を。
Q. 友達と撮った動画を載せたい
A. 本人と保護者の同意が必要です。勝手に公開すると肖像権の侵害になります。
Q. 好きな曲をBGMにしていい?
A. 音楽には著作権があります。無断使用は避け、権利を確認したものを使いましょう。
Q. どこに相談すればいい?
A. 学校での制作は 担任、誹謗中傷は #9110・学校、課金は 消費生活センター(188) に相談できます。
この記事の根拠
- 文部科学省 教育の情報化・GIGAスクール構想の推進
- 総務省 情報通信白書 for Kids(写真・動画は個人情報のかたまり)
- 総務省 インターネットトラブル事例集(他者の権利を侵害する投稿・二次利用)
- 総務省 保護者・教職員向け インターネットトラブル事例集
まとめ
- 動画制作は 表現力を伸ばす学びだが 公開には注意
- 作ることと公開することを分けて考える
- 公開前に 顔・制服・通学路などが映っていないか確認
- 友達は 許可なく載せない(肖像権)、音楽は 著作権に配慮
- 誹謗中傷は #9110、課金は 188
大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。公開した動画は完全には取り消せません。公開前に必ず保護者が一緒に確認してください。

