この記事のポイント
- まず結論:鉄は 離乳後期〜幼児期に不足しやすい、いろいろな食材から補う
- 赤身の肉・魚・大豆製品・青菜が鉄の多い食品
- 植物性の鉄はビタミンCと一緒にとると吸収が上がる
- 対象:離乳後期〜幼児期の子の保護者
まず確認したいこと(相談窓口)
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 顔色が白い・疲れやすい(貧血が心配) | かかりつけ小児科 |
| 食べる量・栄養バランスの不安 | 管理栄養士・保健センター |
| 離乳食の進め方 | 保健センター・小児科 |
| レバーなどの与え方 | 管理栄養士・小児科 |
| 食物アレルギーが心配 | 小児科・アレルギー専門医 |
重要:母乳は鉄が比較的少なく、離乳後期ごろから鉄が不足しやすくなります。食事から意識して補い、貧血が心配なときは小児科に相談しましょう。
鉄が不足しやすい時期
こども家庭庁 授乳や離乳について より:
後期から意識する
- 生後9か月ごろから鉄が不足しやすくなる
- 母乳だけに頼らず食事から鉄をとる
- 成長に伴い必要量も増える
食事摂取基準でも重視
- 鉄は食事摂取基準で基準が定められた栄養素
- 特定の食品に偏らず、いろいろな食材から
鉄の多い食品
動物性(吸収されやすい)
- 赤身の肉(牛・豚の赤身、鶏もも)
- 赤身の魚(まぐろ・かつお)
- レバー(ただし与えすぎ注意)
植物性(ビタミンCと一緒に)
- 大豆製品(豆腐・納豆・きなこ)
- 青菜(小松菜・ほうれん草)、ひじき
- ビタミンC(野菜・果物)と組み合わせると吸収アップ
吸収を上げる・下げない工夫
こども家庭庁 授乳や離乳について より:
- 植物性の鉄はビタミンCと一緒にとる
- 動物性食品(肉・魚)と組み合わせると吸収が上がる
- いろいろな食材を組み合わせ、偏らせない
与え方・安全の注意
- レバーはビタミンAが多く、食べすぎない(頻度・量に注意)
- 魚は骨を取り除く、肉はやわらかく刻む
- 初めての食材は1種類ずつ少量で(アレルギー確認)
- 食べている間は見守る
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 母乳・ミルクだけで後期まで過ごす | 鉄が不足しやすい |
| レバーを毎日たくさん与える | ビタミンAのとりすぎになりうる |
| サプリで安易に補おうとする | 過剰摂取のおそれ。まず食事と医師相談 |
| 魚の骨を取らずに与える | のどに刺さる・窒息のリスク |
| 貧血のサインを様子見し続ける | 受診が必要なことがある |
よくある誤解
Q. 鉄はいつから意識する?
A. 離乳後期(生後9か月ごろ)から不足しやすくなります。母乳だけに頼らず食事から補いましょう。
Q. ほうれん草を食べれば十分?
A. 植物性の鉄は吸収されにくいので、ビタミンCや肉・魚と組み合わせると効果的です。いろいろな食材から。
Q. レバーは毎日あげていい?
A. 鉄は豊富ですが ビタミンAが多く、食べすぎ注意です。頻度・量は管理栄養士・小児科に相談を。
Q. 貧血かどうか心配
A. 顔色が白い・疲れやすいなどが続くなら小児科で相談を。自己判断でサプリを使わないようにしましょう。
Q. どこに相談すればいい?
A. 栄養は 管理栄養士・保健センター、貧血の心配は 小児科 に相談できます。
この記事の根拠
- 厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)
- こども家庭庁 授乳や離乳について
- 厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2025年版)報告書
- 消費者庁 食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意
まとめ
- 鉄は 離乳後期〜幼児期に不足しやすい、食事から意識して補う
- 赤身の肉・魚・大豆製品・青菜が鉄の多い食品
- 植物性の鉄は ビタミンC・肉魚と組み合わせて吸収アップ
- レバーは食べすぎ注意、魚は骨を取り除く
- 貧血が心配なら 小児科、栄養は 管理栄養士 に相談
大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。貧血や栄養の不安は、かかりつけ小児科・管理栄養士にご相談ください。

