この記事のポイント
- まず結論:NSTは 赤ちゃんの心拍と子宮の張りを記録し、元気さを確認する検査
- 痛みはなく、安静にして受ける(おおむね20〜40分)
- 妊娠後期・予定日超過・ハイリスクで行われる
- 対象:妊娠後期の方とご家族
受診・確認のタイミング
日本産科婦人科学会 産科の病気 より:
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 胎動が明らかに減った・感じない | NSTの予定を待たずすぐ産院へ |
| 規則的なお腹の張り・破水 | 産院に連絡 |
| 性器出血・強い腹痛 | すぐ産院・救急 |
| 検査結果が気になる | 担当医の説明を受ける |
| NSTの時期・回数が知りたい | 健診で確認 |
重要:NSTは定期の検査ですが、「胎動が減った」と感じたときは予定を待たず連絡してください。早めの確認が赤ちゃんを守ります。
ノンストレステスト(NST)とは
日本産科婦人科学会 市民向け情報 より:
何を見る検査か
- 赤ちゃんの心拍の変化を記録する
- 子宮の張り(収縮)も同時に記録する
- 胎動に合わせて心拍が上がるか(元気さ)を確認
「ノンストレス」の意味
- 陣痛などの負荷をかけずに行う
- 赤ちゃんに無理のない検査
- 痛みはない
検査の流れ
こども家庭庁 母子保健 より:
受け方
- おなかに2つのセンサー(心拍・張り)を装着
- 横になって安静に、おおむね20〜40分
- 胎動を感じたらボタンで知らせることも
楽に受けるために
- トイレを済ませておく
- リラックスして横になる
- 時間に余裕をもって
いつ受けるか
日本産科婦人科学会 産科の病気 より:
行われる場面
- 妊娠後期の健診
- 予定日を過ぎたとき(予定日超過)
- 高血圧・糖尿病などハイリスク妊娠
- 胎動が少ないと感じたとき
回数・時期
- 妊娠の経過・産院の方針で異なる
- 健診で必要に応じて実施
結果の見方
良好なサイン
- 胎動に合わせて心拍が適切に上がる
- 元気さが確認できれば安心材料に
追加の確認が必要なとき
- 心拍の反応が乏しい・気になる所見
- 時間を延ばして再確認、超音波など追加検査
- 必要に応じて入院・分娩の検討
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 胎動が減ったのにNSTの予定まで待つ | 早めの確認が必要 |
| 検査結果の不安を抱え込む | 担当医の説明を受ける |
| 破水・出血・強い腹痛を様子見する | すぐ受診が必要 |
| 健診・NSTの予定を自己判断で飛ばす | 後期の見守りが大切 |
| 「動かないけど大丈夫」と思い込む | 迷ったら連絡してよい |
よくある誤解
Q. NSTは痛い?赤ちゃんに負担?
A. 痛みはなく、赤ちゃんに負荷をかけない検査です。横になってセンサーを装着し心拍を記録します。
Q. どれくらい時間がかかる?
A. おおむね20〜40分です。赤ちゃんが寝ていると延びることもあります。
Q. いつ受けるの?
A. 妊娠後期・予定日超過・ハイリスク妊娠などで行われます。回数・時期は産院の方針で異なります。
Q. 胎動が少ない気がする
A. NSTの予定を待たずにすぐ産院へ連絡を。早めの確認が安心につながります。
Q. どこに相談すればいい?
A. 胎動・検査の不安は かかりつけ産院、急変は 救急へ。時期や回数は健診で確認しましょう。
この記事の根拠
- 日本産科婦人科学会 市民のみなさまへ
- 日本産科婦人科学会 産科の病気
- こども家庭庁 母子保健
- 日本産科婦人科学会 産科・婦人科の病気インデックス
まとめ
- NSTは 赤ちゃんの心拍と子宮の張りを記録し、元気さを確認する検査
- 痛みはなく、安静で20〜40分
- 妊娠後期・予定日超過・ハイリスクで行われる
- 結果が気になるときは 時間延長・超音波など追加確認
- 胎動が減ったら予定を待たず産院へ
大切なお知らせ:本記事は公的機関・学会の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。検査の時期・回数は産院で異なります。胎動の不安は必ずかかりつけ産院にご相談ください。

