この記事の3つのポイント
中央区は 公立のプレディ(全児童対象)と学童クラブ(要件あり)の二層 に加え、湾岸エリアを中心に民間学童の拠点が豊富 で、共働き世帯の選択肢が広い区です。
- 結論から言うと:プレディ+学童クラブで全児童をカバー、共働き家庭は学童区分の登録を
- ただし注意点も:湾岸エリアの児童急増で人気施設は枠が逼迫
- 対象:中央区で小学校に入る・通うお子さんの保護者
まず押さえる:「公立」と「民間」は別物
| 観点 | 中央区の公立 | 民間学童 |
|---|---|---|
| 運営 | 中央区(プレディ・学童クラブ) | 民間企業 |
| 対象 | 在籍児童全員(プレディ)/要件あり(学童) | 誰でも申込可 |
| 月額目安 | 無料(プレディ一般)/6,000〜9,500円(学童) | 5万〜15万円 |
| 終了時刻 | 17:00〜18:00(延長19:00) | 19:00〜22:00 |
| 送迎 | なし | あり(拠点による) |
| 夕食 | なし | 提供施設あり |
| 教育プログラム | 自由遊び中心 | 英語/受験/STEM/体験 |
民間学童の各ブランドの詳細は 民間学童ブランド完全比較ガイド をご覧ください。
中央区の 公立 学童・放課後事業
中央区にある公立学童クラブ(実在施設一覧)
中央区が運営する学童クラブは、原則として 8つの児童館に併設 される形で運営されています。加えて2024年度から区立小学校内に学童クラブを設置する「プレディプラス」事業が順次拡大中。基本利用料は無料(おやつ代・保険料別、18時以降の延長は1回400円・月上限5,000円)。2026年5月時点で公式サイトに個別ページが確認できる主な施設は以下の通り。
| 施設名 | 種別 | エリア | 補足 |
|---|---|---|---|
| 築地児童館(学童クラブ) | 児童館 | 築地 | 築地エリアの中核 |
| 新川児童館(学童クラブ) | 児童館 | 新川 | 茅場町・八丁堀エリア |
| 堀留町児童館(学童クラブ) | 児童館 | 日本橋堀留町 | 日本橋・小伝馬町エリア |
| 浜町児童館(学童クラブ) | 児童館 | 日本橋浜町 | 人形町・浜町駅エリア |
| 佃児童館(学童クラブ) | 児童館 | 佃 | 佃1-11-1、月島駅エリア |
| 月島児童館(学童クラブ) | 児童館 | 月島 | 月島エリアの中核 |
| 勝どき児童館(学童クラブ) | 児童館 | 勝どき | 勝どきコミュニティセンター内、9-20時開館 |
| 晴海児童館(学童クラブ) | 児童館 | 晴海 | 晴海エリアの中核、湾岸再開発の中心 |
上記の他に プレディプラス(校内学童クラブ) が令和6年度から順次拡大しています(個別ページは各小学校サイト内)。最新の正確な一覧と各施設の連絡先は 中央区 学童クラブ事業 でご確認ください。
制度の二層構造
中央区は プレディ(放課後子ども教室)と 学童クラブ を併設運営しています。
| 事業 | 対象 | 申込 | 利用料 |
|---|---|---|---|
| プレディ | 区立小学校の在籍児童全員 | 登録のみ | 基本無料 |
| 学童クラブ | 保育に欠ける家庭の児童 | 申込・選考あり | 月額 |
プレディは 全区立小で展開。共働き家庭は学童クラブを登録、それ以外はプレディが基本パターン。
利用料の内訳と年間総額(学童クラブ)
| 項目 | 月額目安 |
|---|---|
| 基本料金 | 4,000〜6,000円 |
| おやつ代 | 1,500〜2,500円 |
| 教材費・行事費 | 500〜1,000円 |
| 平日合計 | 6,000〜9,500円 |
| 延長保育(18時以降) | 1,000〜3,000円/月 |
| 長期休暇加算 | 数千円〜 |
年間総額の目安:8,000円 × 11ヶ月 ≈ 約88,000円、延長・長期休暇加算込みで 年10〜13万円 程度。
平日・土曜・長期休暇のタイムテーブル
- 平日: 学校終了後〜18:00(延長19:00、要事前申請)
- 土曜(学校休業日): 8:30〜18:00
- 長期休暇: 8:30〜18:00(延長19:00、お弁当持参)
申込カレンダー(学童クラブ)
9月 来年度説明会の日程公表
10月 説明会参加、書類入手、就労証明書の準備
11月 第一次募集 申込ピーク
12月 第一次申込締切
1月 選考、結果通知
2月 第二次募集(空き枠あれば)
3月 辞退調整、追加合格
4月 入所、慣らし保育
最新日程は 中央区子ども家庭支援センター の入会案内で要確認。
減免制度
- 生活保護世帯: 全額免除
- 住民税非課税世帯: 大幅減免
- ひとり親世帯: 減額措置
- 兄弟同時利用: 第2子以降減額(区により有無あり)
最新の減免要件・金額は 区の入会案内 で確認を。
入会選考の基準(公立)
公立学童は申込が定員を上回ると点数化選考になります。主な要素:
- 保護者の就労状況(フルタイム/パート、勤務時間)
- 就労場所(自宅外/在宅)
- 家庭事情(ひとり親、介護、傷病)
- 兄弟在園加点
- 保育の継続性
最新の点数基準は 区の入会案内(毎年度更新) で確認を。
中央区エリアの 民間 学童
湾岸エリア(月島・勝どき・晴海)の児童急増を受けて、民間学童の拠点が多数進出しています。
中央区で見つけやすい主要ブランド
- KIDS BASE CAMP:東急系、月島・勝どきの拠点候補。送迎+夕食フルパッケージ
- キッズデュオ:オールイングリッシュ、銀座・八丁堀の周辺拠点も
- ウィズダムアカデミー:中受視野の家庭向け、都心アクセス◎
- 明光キッズ:学習指導融合、コスト抑えめ
- タワーマンション併設の民間学童:豊洲・有明・晴海など湾岸エリアで増加中
各ブランドの詳細は 民間学童ブランド完全比較ガイド へ。
中央区で民間を選ぶ価値
中央区が民間学童を活用しやすい理由:
- 湾岸タワマン居住で帰宅が遅い → 21時以降対応の民間は強力
- 共働き×高所得世帯比率が高い → 月10万円の予算が現実的
- 教育意識の高い世帯多 → 英語・受験準備のニーズが大きい
- 都心オフィス勤務 → 子も都心側で過ごせば家族の動線が一致
料金別グレード(中央区パターン)
| グレード | 月額 | 年額 |
|---|---|---|
| 公立のみ | 0〜8千円 | 〜10万円 |
| 公立+週1英語 | 4〜5万円 | 約 50万円 |
| 民間標準 | 7〜9万円 | 約 90〜110万円 |
| 民間フルパッケージ | 10〜13万円 | 約 130〜160万円 |
主要な民間学童ブランドと特色
以下はブランドの一般的な特徴です。料金・カリキュラム・拠点の最新情報は 各社公式サイト でご確認ください。
🟦 キッズデュオ(Kids Duo)
- 特色:オールイングリッシュ環境 で過ごす英語学童の代表格
- 運営:やる気スイッチグループ
- 対象:年中〜小6
- 時間:放課後〜19:00 程度、長期休暇は午前から
- 送迎:学校→施設の送迎あり(拠点による)
- 料金目安:週2回 月3〜4万円/週5回 月7〜9万円
🟩 明光キッズ(明光学童)
- 特色:明光義塾系の 学習指導と学童の融合
- 対象:小1〜小6
- 時間:放課後〜19:00〜20:00
- 送迎:学校→施設の送迎あり
- 料金目安:月5〜7万円(オプション別)
- 特徴:宿題サポート、漢字・計算指導
🟧 KIDS BASE CAMP(キッズベースキャンプ)
- 特色:東急グループ 系。多彩なイベント・体験プログラム
- 対象:小1〜小6
- 時間:放課後〜22:00 まで延長対応
- 送迎:学校→施設→自宅まで対応
- 料金目安:月7〜12万円(プランで増減)
- 特徴:夕食提供、世界各国の文化体験イベント
🟨 ウィズダムアカデミー
- 特色:受験塾と提携、習い事オプション豊富
- 対象:年少〜小6
- 時間:放課後〜21:00〜22:00
- 送迎:学校→施設→自宅
- 料金目安:月8〜12万円(オプション含む)
- 特徴:中学受験準備、複数の習い事を1ヶ所で
🟪 学研キッズスペース
- 特色:学研グループ の教材・知育プログラム
- 対象:小1〜小6
- 時間:放課後〜19:00 程度
- 送迎:拠点による
- 料金目安:月5〜8万円
- 特徴:学研の通信教材活用、創作活動
🟫 東進こども英語塾
- 特色:東進ハイスクール系の英語特化 学童
- 対象:年中〜小6
- 時間:短時間(1.5〜2時間)の英語レッスン中心
- 料金目安:月4〜6万円
- 特徴:他学童と併用しやすい
民間学童 比較表
| ブランド | 英語 | 学習 | 体験 | 送迎 | 夕食 | 月額目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キッズデュオ | ◎ | ○ | ○ | ○ | △ | 7〜9万円 |
| 明光キッズ | △ | ◎ | ○ | ○ | △ | 5〜7万円 |
| KIDS BASE CAMP | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 7〜12万円 |
| ウィズダムアカデミー | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 8〜12万円 |
| 学研キッズスペース | △ | ◎ | ○ | △ | △ | 5〜8万円 |
| ベネッセ学童クラブ | ○ | ◎ | ○ | ○ | △ | 6〜9万円 |
凡例:◎=強い/○=対応/△=オプション or 未対応
中央区内・隣接エリアの民間学童(拠点が確認できるもの)
中央区は 民設民営学童クラブ 制度を導入しており、区が運営費を補助している事業者があります。区民は減額料金で利用可:
| ブランド | 拠点名 | エリア | 公式ページ |
|---|---|---|---|
| ベネッセの学童クラブ | ベネッセ学童クラブ月島 | 月島3-7-12 THE CITY月島2F | 拠点ページ |
| ベネッセの学童クラブ | ベネッセ学童クラブ晴海 | 晴海4-6-5 3F | 拠点ページ |
| キッズクラブ・日本橋 | 日本橋校 | 日本橋エリア | 運営:NPO法人三楽 |
ベネッセ学童クラブ月島・晴海は中央区民の場合 月額14,000円に減額(令和7年10月〜、一般は月36,000円)。キッズクラブ・日本橋は令和7年4月開設の新拠点。最新の募集要項は 中央区 学童クラブ事業 でご確認ください。
民間学童を選ぶ判断軸
- 時間ニーズ:何時まで預けたいか(19時前で十分 vs 21時以降)
- 送迎ニーズ:学校→施設、施設→自宅 が必要か
- 教育方針:英語没入/中学受験/知育/自由
- 夕食:必要なら必要、家で食べたいなら不要
- 予算:月5万円か10万円か15万円か(年額にすると60〜180万円)
民間学童でよくある追加費用
- 入会金: 3〜10万円
- 年会費: 1〜3万円
- 制服・教材費: 数千円〜数万円
- イベント・行事費: 都度
- 延長保育: 30分単位の追加課金
- スポット利用: 1日 3,000〜7,000円
契約前に 年額シミュレーション を必ず実施を。
公立 vs 民間の年間総額シミュレーション
| パターン | 月額 | 年額 |
|---|---|---|
| 公立のみ(標準) | 8,000円 | 約 9〜13万円 |
| 公立+民間(週1英語) | 8,000円+3万円 | 約 45〜50万円 |
| 民間(標準コース) | 7万円 | 約 84万円 |
| 民間(フルパッケージ) | 12万円 | 約 144万円 |
| 民間+オプション多 | 15万円 | 約 180万円 |
学童は 小1〜小3 × 月額 で 年30〜500万円 のレンジになり得るので、入学前に必ず試算を。
エリア別の保活事情
月島・勝どき・晴海エリア
- タワーマンション集積、児童数急増中
- 公立学童・プレディは人気枠で逼迫
- 民間学童の新規開設も続いている
- 通勤利便性◎(大江戸線・有楽町線・BRT)
銀座・京橋エリア
- オフィス街中心、住居は高層マンションの一部
- ファミリー世帯は限定的だが高額帯に集中
- 学童ニーズは少数だがしっかりある
- 教育意識高い世帯多
日本橋・人形町エリア
- 商業地と住宅地が混在
- 老舗の下町文化と新しいマンションが共存
- 子育て支援センター充実
- 通勤利便性◎(東京駅・三越前等)
八丁堀・新川エリア
- マンション中心の住宅地
- 都心アクセス最高水準
- ファミリー世帯増加中
- 民間学童の拠点も近隣に多い
中央区独自の子育て支援
中央区は子育て施策に力を入れており、独自の上乗せ施策があります(最新詳細は 区公式 で要確認):
- 子育て世帯への独自給付
- 教育環境整備(ICT、英語教育等)
- 保育料減免の独自上乗せ
- 医療費助成の上乗せ
- タワーマンション住民向け子育てサポート
これらは民間学童の月額負担と組み合わせると家計設計に影響します。
よくある質問
Q. プレディと学童クラブは併用できる?
A. 共働き家庭は学童クラブが基本。プレディはプログラム参加の形で併用可能なケースも(区により運用差)。
Q. 月島・勝どきの学童は本当に枠が足りない?
A. 湾岸エリアの児童急増を受けて区も施設整備を進めていますが、人気時間帯・人気施設は早めの申込が安心。
Q. 民間学童の月10万円は妥当?
A. フルパッケージ(送迎・夕食・長時間預かり・プログラム)込みなら相場。年額130万円超を許容できるかが分かれ目。
Q. タワマン内併設の民間学童は通いやすい?
A. 動線が最短になるメリット大。ただし定員枠は居住者限定や優先枠の運用がある場合も。事前確認を。
Q. 長期休暇のお弁当はどうする?
A. 公立学童は 毎日お弁当持参。民間は給食提供施設が多い。詳細は 夏休みのお弁当戦略。
Q. 共働きでない場合は?
A. プレディは誰でも利用可。学童クラブは要件あり(要相談)。
Q. 引越し直後でも入会できる?
A. 中央区への転入時点で申込資格発生。年度途中は空き次第。
Q. 学童クラブの待機児童は出る?
A. 区全体としては多くないが、湾岸エリアの人気施設では待機が出ることがある。
Q. 民間学童の体験利用はできる?
A. 多くのブランドで体験プログラムあり(無料 or 数千円)。契約前に必ず体験を。
Q. 高学年も民間学童を使う?
A. 民間は小6まで対応のところ多い。中学受験準備や21時以降の預かりが必要なら継続するケースも。
中央区を選ぶ判断ポイント
メリット
- プレディが全区立小で展開、運用が均質
- 湾岸エリアの新しい街並み・教育施設
- 都心アクセス最高水準
- 民間学童の拠点が豊富
- 子育て予算が手厚く独自施策多数
留意点
- 湾岸エリアは児童急増で需要逼迫
- 住居費が23区トップクラス
- 民間学童フル利用なら年100万円超
- オフィス街エリアは住居選択肢が少ない
向いている家庭像
- 共働き・都心通勤の世帯
- 湾岸タワーマンション居住で帰宅が遅い
- 教育プログラム重視で予算もある世帯
出典・公的データソース
- 中央区公式サイト「学童クラブ・プレディ・子育てガイドブック」
- 厚生労働省「放課後児童健全育成事業の実施状況」
- 各民間学童ブランドの公式サイト
まとめ
- 中央区はプレディ全校展開+学童クラブの二層
- 湾岸エリアの児童急増で人気施設は枠が逼迫
- 民間学童の拠点が豊富、共働き高所得世帯の選択肢が広い
- 公立年10〜13万円/民間フル年130〜160万円のレンジ
- 早めの情報収集と複数選択肢の確保が安全策
最新の制度・申込日程は 中央区公式サイト でご確認ください。
大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報と各民間学童ブランドの一般公開情報をもとに012.kids編集部が独自に整理したものです。料金・スケジュール・拠点情報は運用変更で更新されます。契約前に必ず公式情報・現地見学でご確認ください。

