この記事のポイント
- まず結論:ゲーム依存対策の基本は **「時間・課金のルールを家庭で決める」**こと
- 生活・睡眠・学習に支障が出るほど優先する状態は「ゲーム障害」として受診も検討
- 子どもの 高額課金トラブルは消費者ホットライン 188 に相談できる
- 対象:ゲームをする小学生(特に中学年〜)の保護者
まず確認したいこと(相談窓口)
| 知りたいこと | 相談先 |
|---|---|
| ネット・ゲームの使い方全般 | 総務省「上手にネットと付き合おう!」 |
| 高額課金・お金のトラブル | 消費者ホットライン 188 |
| ゲーム障害が疑われる(生活に支障) | かかりつけ小児科・専門の医療機関 |
| 学校生活への影響・友人トラブル | 担任・スクールカウンセラー |
| 家庭のルール作りに迷う | 自治体の家庭教育・相談窓口 |
重要:「ゲーム障害」は日常生活より長期間ゲームを優先してしまう状態を指し、医療の対象になり得ます。気になる場合は一人で抱えず相談しましょう。
ゲーム依存(ゲーム障害)とは
こども家庭庁 青少年のインターネット利用環境実態調査 より:
「好き」と「依存」は違う
- ゲームが好き・よく遊ぶ=依存ではない
- やめたくてもやめられず、生活が壊れていくのが問題
- 睡眠・食事・学習・人間関係に支障が続くかが目安
気になるサイン
- ゲームの時間を自分で制御できない
- 取り上げると強く反発・暴れる
- 睡眠不足・朝起きられない・欠席が増える
家庭でのルール作り
一緒に決める
- 時間・場所・課金の上限を親子で話し合って決める
- 押し付けでなく、本人が納得する形に
- 守れたら認める、を繰り返す
環境を整える
- 寝室にゲーム機を持ち込まない
- 食事中・就寝前は使わない
- フィルタリングやペアレンタルコントロールを活用
課金トラブルに注意
子どもの高額課金が増えている
- 未成年の無断課金の相談が多い
- 保護者のクレジットカード情報の管理に注意
- 無料と有料の区別を子どもと確認
起きてしまったら
- 消費者ホットライン188に相談
- 郵便番号を入力すると最寄りの消費生活センターにつながる
- 泣き寝入りせず、まず相談を
受診を考えるサイン
こども家庭庁 青少年のインターネット利用環境実態調査 より:
- 昼夜逆転・不登校が続く
- ゲーム以外への関心を失う
- 注意すると激しく荒れる
- → かかりつけ小児科や専門の医療機関に相談を
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| いきなり取り上げる・無理やり禁止 | 反発を強め、隠れてやるようになる |
| 課金のカード情報を管理せず放置 | 高額課金トラブルのもと |
| ルールを親が一方的に決める | 守られにくく、対立が深まる |
| 「依存」と決めつけて責める | 本人が相談しにくくなる |
| 生活に支障が出ても様子見し続ける | 受診が必要なことがある |
よくある誤解
Q. ゲームをよくする=ゲーム依存?
A. いいえ。生活・睡眠・学習に支障が出るほど制御できない状態が問題で、よく遊ぶこと自体が依存ではありません。
Q. 取り上げれば直る?
A. 強制的な取り上げは 反発を強めることが多いです。時間・課金のルールを一緒に決め、守れたら認める関わりが基本です。
Q. 子どもが勝手に課金してしまった
A. 消費者ホットライン188に相談できます。日頃からカード情報の管理と、無料/有料の区別の確認を。
Q. 病院に行く目安は?
A. 昼夜逆転・不登校・ゲーム以外への無関心が続くなど生活に支障があれば、小児科や専門の医療機関に相談しましょう。
Q. どこで最新情報を確認すればいい?
A. 総務省「上手にネットと付き合おう!」やこども家庭庁の調査が参考になります。本記事のリンクからご確認ください。
この記事の根拠
- 総務省 インターネットトラブル事例集
- こども家庭庁 青少年のインターネット利用環境実態調査
- 消費者庁 オンラインゲームの課金トラブルにご注意ください!
- 消費者庁 消費者ホットライン(188)
まとめ
- ゲーム依存対策は 時間・課金のルールを家庭で決めることが基本
- 生活・睡眠・学習に支障が出るほどの状態は「ゲーム障害」として受診も検討
- ルールは 親子で話し合い、守れたら認める関わりを
- 高額課金は消費者ホットライン 188 に相談
- 取り上げや決めつけより、対話と環境づくりを
大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。お子さんの状態に不安がある場合は、かかりつけ小児科や専門の医療機関、各相談窓口にご相談ください。

