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6〜8歳🍎食育・栄養

食品保存のコツ:冷蔵10度以下・冷凍-15度以下──『つけない・増やさない・やっつける』の3原則と離乳食・作り置きの安全管理

食品保存の基本は『つけない・増やさない・やっつける』の食中毒3原則。冷蔵10度以下・冷凍-15度以下の温度管理、離乳食の冷凍保存(1週間以内)、作り置きの限界、傷んだ食品のサインを厚生労働省・食品安全委員会の情報をもとに整理しました。乳幼児は食中毒で重症化しやすいため家庭での予防が重要です。

012.kids 編集部公開: 2025-04-19更新: 2026-06-157分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・食品安全委員会・農林水産省 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2025-04-19最終確認:2026-06-15参考文献:4

受診の目安

  • 高熱が続く・ぐったりしている・水分が取れない場合はすぐに受診
  • 症状が3日以上改善しない場合はかかりつけ医に相談
  • 夜間・休日の急な症状は#8000(子ども医療電話相談)

この記事は情報提供を目的としたものであり、医療上の助言ではありません。

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この記事のポイント

  • まず結論:食中毒予防の 「つけない・増やさない・やっつける」 3原則
  • 冷蔵10度以下・冷凍-15度以下 の温度管理
  • 乳幼児は 食中毒で重症化 リスク高
  • 対象:0〜12歳のお子さんを持つ保護者

受診のタイミング

厚生労働省 食中毒予防 より:

状況 連絡先
激しい嘔吐・下痢・血便 即受診(小児科)
発熱 + 下痢 即受診
意識朦朧・脱水サイン 救急 #7119 / 119番
乳児のミルク拒否・元気がない 即受診
3歳未満で嘔吐・下痢が続く 受診(脱水リスク)
集団食中毒の疑い 保健所

重要:乳幼児の食中毒は脱水で急速に悪化します。「水分も取れない」「ぐったり」は即受診。

食中毒予防の3原則

厚生労働省 より:

① つけない

  • 「食材・調理器具・手」を清潔に
  • 「生肉・生魚」の汁を他の食品につけない
  • 「まな板・包丁」を生食材と加熱済みで使い分け

② 増やさない

  • **「冷蔵10度以下」**で菌の増殖を抑える
  • **「冷凍-15度以下」**でほぼ停止
  • 「常温放置」は避ける

③ やっつける

  • 「中心75度以上で1分以上」加熱
  • 「ノロウイルスは85〜90度で90秒以上」
  • 「肉の中心」「魚の中心」を完全加熱

冷蔵庫の使い方

厚生労働省 より:

温度管理

  • 「10度以下」を保つ
  • 「冷蔵庫専用温度計」で確認
  • 「ドアの開閉を最小限に」

「詰め込みすぎ」NG

  • 「7割以下」が目安
  • 「冷気の循環」を確保
  • 「奥に温度センサー」のあるタイプ多い

「定位置」を決める

  • 「上段」:すぐ使うもの・調理済み
  • 「中段」:卵・乳製品
  • 「下段」:肉・魚(汁が他に落ちないよう)
  • 「野菜室」:野菜・果物

「ドアポケット」

  • 温度変動が大きい
  • 「飲み物」中心に
  • 「卵をドアポケット」は避ける

冷凍庫の使い方

農林水産省 より:

温度管理

  • 「-15度以下」を保つ
  • 「-18度以下」が理想
  • 「霜が多い」と機能低下

「冷凍適性」

  • 「冷凍向き」:肉・魚・パン・茹で野菜
  • 「冷凍不向き」:生野菜(水分多い)・豆腐・生卵
  • 「下処理してから冷凍」

保存期間

  • 「家庭の冷凍庫:1か月以内」
  • 「業務用-30度:3か月以上可能」
  • 「日付ラベル」を貼る

解凍

  • 「冷蔵庫解凍」:最も安全
  • 「流水解凍」:時短
  • 「電子レンジ解凍」:すぐ調理に
  • 「常温解凍」は避ける

「再冷凍」NG

  • 解凍後の再冷凍は品質・安全性↓
  • 「使う分だけ解凍」

食品別の保存期間

厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド より:

生鮮食品(冷蔵)

食品 目安
生肉(牛・豚・鶏) 2〜3日
挽肉 1日
生魚 1〜2日
賞味期限内
牛乳(開封後) 2〜3日
豆腐(開封後) 1〜2日

調理済み食品(冷蔵)

食品 目安
作り置きおかず 2〜3日
煮物・スープ 2〜3日
ご飯 1日
おにぎり(具入り) 当日

冷凍食品(家庭)

食品 目安
肉・魚 1か月
茹で野菜 2〜3週間
ご飯 1か月
パン 2週間
離乳食ストック 1週間

離乳食の保存

厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド より:

「離乳食ストック」の作り方

  • **「製氷皿」「小分け容器」**で1食分ずつ
  • 「平らに冷凍」:解凍が早い
  • 「ラップ + ジップロック」

「冷凍保存期間」

  • 「1週間以内」が目安
  • 長期保存は風味低下
  • 「作った日付」を必ず記載

解凍方法

  • 「電子レンジで加熱」:中心まで75度以上
  • 「鍋で加熱」
  • 「自然解凍」は避ける

「食べ残し」

  • 「再冷凍NG」
  • 「保存して翌日」も避ける
  • 「与えた分は捨てる」

食材別の冷凍向き不向き

  • 向き:おかゆ・パン粥・茹で野菜・茹で肉・茹で魚
  • 不向き:生野菜(葉物)・豆腐・卵料理(一部)

作り置きの限界

食品安全委員会 より:

「2〜3日」が原則

  • 「冷蔵」:作った日 + 翌日 + 翌々日
  • 「再加熱必須」
  • 「中心まで温める」

「酢・塩・砂糖」で日持ち

  • 「酢の物」:3〜4日
  • 「漬物」:1週間
  • 「ジャム」:未開封なら長期
  • 「砂糖煮」:1週間

「日持ちしないもの」

  • 「炒め物」:1〜2日
  • 「煮物」:2〜3日
  • 「揚げ物」:当日 or 翌日

「子の弁当」への作り置き

  • 「夏は当日加熱」
  • 「冬でも電子レンジで温めて冷ます」
  • 「気温・湿度」で判断

「傷んだ食品」のサイン

食品安全委員会 より:

見た目

  • 「色の変化」:肉が緑がかる、野菜が黒い
  • 「カビ」:白・黒・緑のカビ
  • 「ぬめり」

匂い

  • 「酸っぱい匂い」
  • 「アンモニア臭」
  • 「腐敗臭」

触感

  • 「ぬめり」
  • 「べたつき」
  • 「異常な柔らかさ」

「迷ったら食べない」

  • 「もったいない」より「安全」
  • 特に乳幼児には与えない

ノロウイルス対策

厚生労働省 より:

ノロウイルスの特徴

  • 「冬の食中毒最大の原因」
  • 「少量で感染」
  • 「乳幼児は重症化リスク」

加熱基準

  • 「85〜90度で90秒以上」
  • 「中心まで」
  • 「カキ等の二枚貝」は特に注意

嘔吐物の処理

  • 「次亜塩素酸ナトリウム」:希釈して
  • 「アルコール消毒は無効」
  • 「ペーパータオルで覆って処理」

カンピロバクター対策

厚生労働省 より:

カンピロバクターとは

  • 「鶏肉に多い」細菌
  • 「鶏刺し・鶏たたきが原因」
  • 「ギラン・バレー症候群」(神経麻痺)の原因にも

予防

  • 「鶏肉の生食NG」:乳幼児は特に
  • 「中心まで完全加熱」
  • 「鶏肉を扱った調理器具を分ける」

「鶏ささみ」「鶏胸肉」の加熱

  • 「中心がピンク色」は不十分
  • 「白く完全に火が通る」
  • 「肉用温度計」も活用

キッチン衛生管理

農林水産省 より:

まな板・包丁

  • 「生食材用」「加熱済用」を分ける
  • 「色分けまな板」が便利
  • 「使用後に熱湯消毒」

スポンジ

  • 「除菌スプレー」
  • 「週1回は交換 or 煮沸消毒」

布巾

  • 「毎日洗濯」
  • 「キッチンペーパー併用」

手洗い

  • 「30秒以上」
  • 「指の間・爪の間」も
  • 「調理前・生肉後・調理中」

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「常温放置」を1時間以上 細菌増殖、特に夏
「冷凍庫の詰め込みすぎ」 冷気循環↓、解凍も不均一
「再冷凍」 品質・安全性低下
「鶏肉の生食」(乳幼児に) カンピロバクター食中毒
「ノロウイルスをアルコール消毒」 効果なし、次亜塩素酸を使う
「子の弁当を朝作って常温」 夏は数時間で危険
「離乳食を1週間以上冷凍」 風味・安全性低下
「迷ったまま食べる」 食中毒リスク

よくある誤解

Q. 冷凍すれば長期保存OK?

A. 家庭の冷凍庫は1か月程度が目安。風味・安全性が徐々に低下する。

Q. 再冷凍は本当にダメ?

A. YES。解凍中に菌が増殖し、再冷凍では死なない。

Q. 離乳食はどれくらい保存できる?

A. 冷凍1週間以内が目安。「作った日付」を必ず記録。

Q. 鶏肉が少し赤くてもOK?

A. NO。中心まで完全加熱が必須。乳幼児は特に。

Q. 「賞味期限切れ」は食べられない?

A. 賞味期限 = 美味しさの目安。「消費期限」とは違う。ただし乳幼児には控えめに。

Q. 何科・誰に相談?

A. 食中毒疑いは 小児科・救急 #7119、集団発生は 保健所、食品衛生は 食品安全委員会

この記事の根拠

  • 厚生労働省 食中毒予防
  • 食品安全委員会 食品の安全性に関する用語集
  • 厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド
  • 農林水産省 家庭での食品安全

まとめ

  • 食中毒予防の3原則:つけない・増やさない・やっつける
  • 冷蔵10度以下・冷凍-15度以下 の温度管理
  • 冷蔵庫は 「7割以下」「詰め込まない」
  • 解凍は 「冷蔵庫解凍」が最も安全、常温NG
  • 離乳食ストックは 「1週間以内」
  • 作り置きは 「2〜3日が原則」「再加熱必須」
  • 鶏肉は 「中心まで完全加熱」:カンピロバクター
  • ノロウイルスは 「85〜90度90秒以上」

大切なお知らせ:本記事は公的機関の情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。食中毒の疑いがあれば、必ず小児科・救急にご相談ください。

🌱

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