この記事のポイント
- まず結論:新生児スクリーニングは **「血液検査(代謝など)」と「聴覚検査」**が柱
- 目的は 早期発見・早期治療/早期療育、ほとんどの赤ちゃんが受ける
- 「要再検査」でも病気の確定ではない、案内に従い精密検査を
- 対象:出産前後の保護者
まず確認したいこと(相談窓口)
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 検査の内容・費用・助成 | 出産する産科医療機関・自治体 |
| 「要再検査・要精査」の結果 | 案内された医療機関で精密検査 |
| 里帰り出産での受け方 | 産科・里帰り先・自治体 |
| 夜間・休日の急な体調の心配 | #8000(子ども医療電話相談) |
| 発達・聞こえが気になる | 小児科・耳鼻科 |
重要:スクリーニングは「ふるい分け」の検査です。再検査・要精査になっても病気と決まったわけではありません。あわてず案内に従って精密検査を受けてください。
新生児スクリーニングの2つの柱
日本マススクリーニング学会 新生児マススクリーニングについて より:
① 先天性代謝異常等検査(血液検査)
- 生後数日に足のかかとから少量採血
- 代謝や内分泌(ホルモン)の病気を見つける
- 詳しくは関連記事で解説
② 新生児聴覚検査
- 入院中などに機器で聞こえの反応を確認
- 聞こえにくさを早期に見つけ、早期療育につなげる
- 痛みのない検査
目的は早期発見・早期対応
- 症状が出る前に見つけて早く対応する
- 治療・療育が早いほど発達への影響を抑えやすい
- ほとんどの赤ちゃんが受けている
「要再検査」と言われたら
日本マススクリーニング学会 新生児マススクリーニングについて より:
- 結果は「正常/再検査/要精査」に分けられる
- 再検査・要精査でも病気と確定ではない
- 案内に従って精密検査を受けることが大切
- 不安なときは検査を受けた施設に相談
受け忘れ・里帰り出産の注意
- 里帰り出産では受け方・費用助成を事前に確認
- 受け忘れがないか出産施設で確認する
- 助成の有無・金額は自治体で異なる
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 「要再検査」を放置する | 早期発見・早期治療の機会を逃す |
| 再検査=病気と思い込み過度に不安になる | 確定検査ではない |
| 里帰り出産で受け方を確認しない | 受け忘れのおそれ |
| 聞こえの気がかりを様子見し続ける | 早期療育の開始が遅れる |
| 自己判断で精密検査を受けない | 必要な診断・治療が遅れる |
よくある誤解
Q. 新生児スクリーニングは必ず受けるの?
A. ほとんどの赤ちゃんが受けています。血液検査と聴覚検査があり、費用助成は自治体・施設で異なります。
Q. 「要再検査」は病気ということ?
A. いいえ。ふるい分けの結果で、病気と確定したわけではありません。案内に従い精密検査を受けましょう。
Q. 聴覚検査は痛い?
A. 痛みのない検査です。眠っている間などに機器で聞こえの反応を確認します。
Q. 里帰り出産でも受けられる?
A. 受けられますが、受け方・費用助成を事前に確認しましょう。受け忘れがないよう出産施設に相談を。
Q. どこに相談すればいい?
A. 検査は 産科医療機関・自治体、結果や発達の心配は 小児科・耳鼻科 に相談できます。
この記事の根拠
- 厚生労働省 新生児聴覚検査の実施状況等について
- 日本マススクリーニング学会 新生児マススクリーニングについて
- 厚生労働省 子ども医療電話相談事業(#8000)について
- 日本小児科学会
まとめ
- 新生児スクリーニングは **「血液検査(代謝など)」と「聴覚検査」**が柱
- 目的は 早期発見・早期治療/早期療育、ほとんどの赤ちゃんが受ける
- 「要再検査」でも病気の確定ではない、案内に従い精密検査を
- 里帰り出産では受け方・費用助成を事前に確認
- 結果や聞こえ・発達の心配は 小児科・耳鼻科 に相談
大切なお知らせ:本記事は公的機関・学会の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。検査や結果の判断は、出産する産科医療機関・小児科にご相談ください。

