この記事のポイント
- まず結論:分かち合いは 相手の気持ちに気づく力とともに育つ
- 「自分のもの」という気持ちは この時期に自然
- 無理に取り上げず、順番・交代を小さく練習
- 対象:3〜5歳ごろの子の保護者
まず確認したいこと(相談窓口)
文部科学省 幼稚園教育要領 より:
| 知りたいこと | 相談先 |
|---|---|
| 友だちとの関わり・しつけ | 園・担任 |
| 発達やペースの心配 | 子育て支援センター・自治体 |
| おもちゃの取り合いの対応 | 園・子育て支援センター |
| かみつき・けがが続く | 園・かかりつけ医 |
| 親自身がつらい・余裕がない | 自治体の子育て相談窓口 |
重要:「自分のもの」という気持ちはこの時期に自然なことです。無理に取り上げて貸させても本当の分かち合いは育ちません。気持ちを受け止めて関わりましょう。
なぜ貸せないの?
文部科学省 幼稚園教育要領 より:
- 「自分のもの」という意識が育つ時期
- 相手の気持ちを想像する力が育つ途中
- 「貸したら戻らない」と不安に思う
- 発達には個人差がある
年齢に合った関わり
文部科学省 家庭教育支援 より:
- 「貸したくない気持ち」を受け止める
- 「次は貸してあげられるかな」と促す
- 無理に取り上げない
- 貸せたら具体的に認める
順番・交代を練習する
- 「10数えたら交代」と見通しを示す
- タイマーで順番をわかりやすく
- 遊びの中で交代を経験する
- できたら一緒に喜ぶ
気持ちを代弁する
こども家庭庁の取組 より:
- 「使いたかったね」と双方の気持ちを言葉に
- 取り合いは成長の過程と捉える
- 解決を一緒に考える
- 責めずに見守る
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 無理に取り上げて貸させる | 本当の分かち合いが育たない |
| 「貸さないなんてダメ」と責める | 自己肯定感を下げる |
| すぐ親が解決する | 自分で考える機会を奪う |
| 「お兄ちゃんだから」と我慢させる | 不公平感が残る |
| できたことを見ない | 意欲が続かない |
よくある誤解
Q. すぐ貸せないのは問題?
A. いいえ。「自分のもの」という気持ちはこの時期に自然です。気持ちを受け止めて、少しずつ育てましょう。
Q. 無理にでも貸させるべき?
A. 取り上げて貸させても 本当の分かち合いは育ちません。「次は貸せるかな」と促し、できたら認めましょう。
Q. 取り合いになったら?
A. 双方の気持ちを代弁し、「順番にしようか」と見通しを。タイマーで交代をわかりやすくするのも有効です。
Q. 「お兄ちゃんだから我慢」はあり?
A. 不公平感が残ります。年齢で一方的に我慢させず、どちらの気持ちも受け止めましょう。
Q. どこに相談すればいい?
A. 関わり方は 園・子育て支援センター、けがが続くなら 園・かかりつけ医 に相談できます。
この記事の根拠
- 文部科学省 幼稚園教育要領
- 文部科学省 家庭教育支援
- こども家庭庁の取組
- 文部科学省 学習指導要領「生きる力」
まとめ
- 分かち合いは 相手の気持ちに気づく力とともに育つ
- 「自分のもの」という気持ちは この時期に自然
- 無理に取り上げず、順番・交代を見通しを示して練習
- 気持ちを 代弁し、貸せたら認める
- 心配なときは 園・子育て支援センター に相談
大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。発達やお子さまの個別の状況については、園や子育て支援センターにご相談ください。

