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新生児黄疸とは:『多くは生理的で自然に軽快』『便の白さは要注意』──見守ってよい黄疸と受診すべきサイン

新生児黄疸は赤ちゃんの多くに見られ、その大半は生理的なもので自然に軽快します。国立成育医療研究センター・こども家庭庁の情報を踏まえ、見守ってよい黄疸と、生後24時間以内の早発黄疸・ぐったり・便の白さ(胆道閉鎖の便色カード)など受診すべきサインを整理しました。

012.kids 編集部公開: 2025-09-16更新: 2026-06-157分で読めます
情報の信頼性

情報源:国立成育医療研究センター・こども家庭庁 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2025-09-16最終確認:2026-06-15参考文献:4

受診の目安

  • 高熱が続く・ぐったりしている・水分が取れない場合はすぐに受診
  • 症状が3日以上改善しない場合はかかりつけ医に相談
  • 夜間・休日の急な症状は#8000(子ども医療電話相談)

この記事は情報提供を目的としたものであり、医療上の助言ではありません。

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この記事のポイント

  • まず結論:新生児黄疸の 多くは生理的で自然に軽快。母乳性黄疸も多くは経過観察
  • 生後24時間以内の黄疸・ぐったり・哺乳不良は受診サイン(核黄疸の予防)
  • 便が白っぽい・クリーム色は胆道閉鎖の疑い(便色カードで確認)
  • 対象:生まれたばかりの赤ちゃんを育てる方とご家族

受診・確認のタイミング

国立成育医療研究センター 便色カード より:

状況 連絡先
生後24時間以内に黄疸が出た すぐ産科・小児科
手足の先まで黄色く強い黄疸 小児科を受診
ぐったり・母乳/ミルクを飲まない・甲高く泣く すぐ受診(夜間は救急)
便が白っぽい・クリーム色(便色カード) 小児科を受診
黄疸の程度が心配 2週間・1か月健診で確認・小児科

重要:多くの黄疸は心配いりませんが、「生後すぐの強い黄疸」「ぐったり」「白い便」は例外です。ためらわず受診してください。

新生児黄疸とは

国立成育医療研究センター より:

多くは「生理的黄疸」

  • 赤ちゃんの多くに見られる
  • 生後2〜3日に現れ、1〜2週間ほどで自然に軽快
  • ビリルビンという色素が一時的に増えるため

母乳性黄疸

  • 母乳の赤ちゃんで黄疸が長引くことがある
  • 多くは経過観察で問題ない
  • 自己判断で母乳をやめず、医師に相談を

見守ってよい黄疸

こども家庭庁 母子保健 より:

生理的黄疸の特徴

  • 顔から始まり、徐々に薄くなっていく
  • 機嫌がよく、母乳・ミルクをよく飲む
  • 体重が順調に増えている

健診で確認

  • 生後2週間・1か月健診で黄疸の程度をチェック
  • 必要に応じて血液検査(ビリルビン値)
  • 健診を受けることが早期発見につながる

受診すべき黄疸のサイン

国立成育医療研究センター より:

核黄疸(ビリルビン脳症)に注意

  • 生後24時間以内に出る黄疸(早発黄疸)
  • 手足の先まで強い黄染
  • ぐったり・哺乳不良・甲高い泣き・反り返り
  • これらは すぐ受診(重症化を防ぐ)

治療

  • 光線療法(光を当ててビリルビンを減らす)
  • 重症例では交換輸血など
  • 早期発見・治療で予後がよくなる

「白い便」は胆道閉鎖の疑い(便色カード)

こども家庭庁 母子保健 より:

母子健康手帳の便色カード

  • すべての母子健康手帳に便色カードが綴じ込まれている
  • 生後1か月前後の便の色を見比べる
  • 白っぽい・クリーム色は胆道閉鎖症などの疑い

気づいたらすぐ受診

  • 便色カードの薄い色に近い → 小児科を受診
  • 黄疸が長引き便が白い → 受診
  • 早期発見・早期治療が予後改善につながる

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
生後すぐの強い黄疸を様子見する 核黄疸の重症化リスク
「白い便」を見逃す 胆道閉鎖症の発見が遅れる
ぐったり・哺乳不良を放置する 緊急受診が必要なことがある
自己判断で母乳をやめる 母乳性黄疸は多くが経過観察。医師に相談を
2週間・1か月健診を受けない 黄疸・便色の確認機会を逃す

よくある誤解

Q. 新生児黄疸は心配?

A. 多くは生理的で自然に軽快します。ただし生後すぐの強い黄疸・ぐったり・白い便は例外で、受診が必要です。

Q. 母乳だと黄疸が続くと聞いたけど?

A. 母乳性黄疸は多くが経過観察で問題ありません。自己判断で母乳をやめず、気になれば医師に相談を。

Q. 便の色はどう確認する?

A. 母子健康手帳の便色カードと見比べてください。白っぽい・クリーム色なら小児科を受診しましょう。

Q. どんな時にすぐ受診?

A. 生後24時間以内の黄疸・手足まで強い黄染・ぐったり・哺乳不良・白い便。いずれも早めの受診を。

Q. どこに相談すればいい?

A. 黄疸・便色は 小児科、健診は 産科・小児科・市の保健センター で確認できます。ぐったりなど急変は夜間でも受診を。

この記事の根拠

  • 国立成育医療研究センター 胆道閉鎖症早期発見のために(便色カード)
  • こども家庭庁 母子保健(母子健康手帳・便色カード)
  • 厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)
  • こども家庭庁 授乳や離乳について

まとめ

  • 新生児黄疸の 多くは生理的で自然に軽快、母乳性黄疸も多くは経過観察
  • 生後24時間以内の黄疸・ぐったり・哺乳不良はすぐ受診(核黄疸予防)
  • 便が白っぽいときは胆道閉鎖の疑い、便色カードで確認し受診
  • 2週間・1か月健診が黄疸・便色の早期発見の機会
  • 急変は夜間でも 小児科・救急

大切なお知らせ:本記事は公的機関・学会の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。黄疸の程度や経過は一人ひとり異なります。心配なときはかかりつけ小児科・産科にご相談ください。

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