この記事のポイント
- まず結論:産後健診は **「体の回復」と「心のケア(産後うつ)」**を確認する大切な機会
- 産後2週間・1か月健診で母体と気持ちの状態をチェック
- 産後うつは誰にでも起こりうる。一人で抱えず相談を
- 対象:出産後の方とご家族
受診・相談のタイミング
こども家庭庁 母子保健 より:
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 産後の大量出血・止まらない出血 | すぐ産科・救急(119) |
| 高熱・強い下腹部痛 | 産科を受診 |
| 強い気分の落ち込み・涙が止まらない | 産科・市のこども家庭センター |
| 赤ちゃんに関心が持てない・眠れない | 産科・保健センター(産後うつのサイン) |
| 産後の体調・育児の不安 | 産婦健診・助産師・産後ケア事業 |
重要:産後うつは「気の持ちよう」ではありません。つらさが続くときは我慢せず、産婦健診やこども家庭センターに相談してください。
産後健診とは
こども家庭庁 母子保健 より:
産後2週間・1か月健診
- 母体の身体的な回復を確認(子宮の戻り・傷の回復・血圧・体重)
- 授乳の状況を確認
- 心の状態(精神面)を確認
費用助成がある
- 多くの自治体で産婦健康診査の費用助成
- 里帰り先でも受けられるか事前に確認
- 母子健康手帳・受診票を持参
体の回復をチェックする
こども家庭庁 母子保健 より:
見てもらうこと
- 子宮の戻り(悪露の状態)
- 会陰・帝王切開の傷の回復
- 血圧・貧血・体重
受診すべき体調のサイン
- 大量出血・悪臭のある悪露
- 高熱・強い下腹部痛
- これらは健診を待たず受診
心のケア(産後うつのチェック)
こども家庭庁 母子保健 より:
EPDS(エジンバラ産後うつ質問票)
- 産後健診で心の状態を質問票でチェック
- 産後うつは産婦の約1割弱に見られるとされる
- 早めに気づき支えることが大切
産後うつのサイン
- 強い気分の落ち込み・涙が止まらない
- 赤ちゃんに関心が持てない・自分を責める
- 眠れない・食欲がない
- 続く場合は 一人で抱えず相談を
産後ケア事業の活用
こども家庭庁 母子保健 より:
産後ケア事業とは
- 産婦の心身のケア・育児サポートを行う事業
- 宿泊型・日帰り型・訪問型など
- 市町村の努力義務として全国展開が進む
利用のすすめ
- 「頼ってよい」支援。希望すれば利用できる
- こども家庭センターや産婦健診で案内される
- 支援が必要なときは積極的に活用を
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 産後健診を「面倒だから」と受けない | 体の回復・産後うつの確認機会を逃す |
| 大量出血・高熱を様子見する | 健診を待たず受診が必要 |
| つらさを「甘え」と我慢する | 産後うつは早期の支えが大切 |
| 一人で育児を抱え込む | 産後ケア事業など頼れる支援がある |
| 里帰り先での受診先を確認しない | 健診を受けそびれることがある |
よくある誤解
Q. 産後健診はいつ受ける?
A. 一般に 産後2週間・1か月に行われます。多くの自治体で費用助成があり、里帰り先でも受けられるか確認を。
Q. 産後うつは特別な人だけ?
A. いいえ。産婦の約1割弱に見られ、誰にでも起こりえます。気の持ちようではなく、相談・支援で和らぎます。
Q. EPDSって何?
A. エジンバラ産後うつ質問票で、産後健診で心の状態をチェックする質問票です。早期発見に役立ちます。
Q. つらいとき、どこに頼れる?
A. 産婦健診・こども家庭センター・産後ケア事業が頼れます。「利用してよい」支援なので、希望すれば使えます。
Q. どこに相談すればいい?
A. 体の不調は 産科、心のつらさは 産科・こども家庭センター・保健センター、急な大量出血は 救急(119) へ。
この記事の根拠
- こども家庭庁 母子保健(産婦健康診査・産後ケア事業)
- 厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)
- こども家庭庁 授乳や離乳について
- 国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター
まとめ
- 産後健診は **「体の回復」と「心のケア(産後うつ)」**を確認する機会
- 産後2週間・1か月健診で母体と気持ちをチェック、多くは費用助成あり
- 産後うつは約1割弱に見られ誰にでも。EPDSで早期発見
- 産後ケア事業は頼ってよい支援。希望すれば利用できる
- 大量出血・高熱は 救急・産科、心のつらさは こども家庭センターへ
大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。産後の不調は我慢せず、産科・こども家庭センター・保健センターにご相談ください。

