この記事のポイント
- まず結論:アデノウイルスは 特効薬がなく対症療法、高熱が4〜5日続くことがある
- 代表は 咽頭結膜熱(プール熱)=高熱・のどの痛み・目の充血
- 感染力が強く、プール熱は学校感染症として 出席停止の対象
- 対象:保育園・幼稚園〜小学校低学年の子の保護者
まず確認したいこと(相談窓口)
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| 夜間・休日に判断に迷う | #8000(子ども医療電話相談) |
| 高熱が続く・水分がとれない | かかりつけ小児科 |
| 目の充血・目やにが強い | 小児科・眼科 |
| ぐったり・けいれん・反応が鈍い | すぐ救急(119) |
| 出席停止・登園の可否 | かかりつけ医・園/学校 |
重要:アデノウイルスは高熱が数日続くことがありますが、経過自体は珍しくありません。水分がとれずぐったりするときは受診してください。
アデノウイルス感染症とは
特徴
- 高熱・のどの痛み・目の充血が代表的な症状
- 咽頭結膜熱(プール熱)が代表で、夏に流行しやすい
- 5歳以下の子に多く報告される
感染経路
- 飛沫感染・接触感染
- タオルやプールを介してうつることがある
- 感染力が強く、家庭内・園内で広がりやすい
経過と家庭でのケア
基本は対症療法
- 特効薬はなく、症状を和らげるケアが中心
- 高熱が4〜5日続くことがある
- 水分・休養をとり経過を見る
のど・目のケア
- のどが痛いときはしみない食事を少量ずつ
- 目やには清潔なガーゼでやさしく拭く
- 目をこすった手から広げないよう手洗いを
出席停止(学校感染症)
プール熱は出席停止の対象
- 咽頭結膜熱は学校感染症(第二種)
- 主要な症状が消えた後2日を経過するまで出席停止が原則
- 登園・登校の再開は医師・園/学校の指示に従う
家庭内でうつさない工夫
- タオル・コップを共用しない
- 手洗いをこまめに
- 便にもウイルスが出るためおむつ替え後の手洗いを
受診を急ぐサイン
- 水分がとれない・おしっこが出ない(脱水)
- ぐったりして反応が鈍い
- けいれん → すぐ救急(119)
- 高熱が5日以上続く → 小児科で相談
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 抗菌薬で治そうとする | ウイルス感染で抗菌薬は効かない |
| 熱が続くからと自己判断で解熱薬を多用 | 用法・用量は医師・薬剤師に確認 |
| タオル・コップを家族で共用 | 感染力が強く家庭内に広がる |
| 症状が消えてすぐ登園させる | 出席停止の基準を満たす必要がある |
| 水分がとれずぐったりを様子見する | 脱水で受診が必要なことがある |
よくある誤解
Q. アデノウイルスに効く薬はある?
A. 特効薬はありません。水分・休養を中心に、症状を和らげるケアを行います。
Q. 高熱が4〜5日続くのは大丈夫?
A. アデノウイルスでは 数日続くことが珍しくありません。ただし水分がとれずぐったりするなら受診を。
Q. プール熱はいつから登園できる?
A. 咽頭結膜熱は 主要症状が消えて2日経過するまで出席停止が原則です。医師・園/学校の指示に従いましょう。
Q. きょうだいにうつる?
A. 感染力が強くうつりやすいです。タオル・コップを分け、手洗いを徹底しましょう。
Q. すぐ病院に行く目安は?
A. 水分がとれない・ぐったり・けいれん・高熱が5日以上。反応が鈍ければ救急(119)です。
この記事の根拠
- 国立健康危機管理研究機構 咽頭結膜熱(感染症情報提供サイト)
- 厚生労働省 わかりやすい感染症Q&A
- 厚生労働省 子ども医療電話相談事業(#8000)について
- 日本小児科学会
まとめ
- アデノウイルスは 特効薬がなく対症療法、高熱が4〜5日続くことがある
- 代表は 咽頭結膜熱(プール熱)=高熱・のどの痛み・目の充血
- 感染力が強く、プール熱は 主要症状消退後2日まで出席停止
- タオル・コップを分け、手洗いで家庭内感染を防ぐ
- 水分がとれない・ぐったり・けいれんは受診(救急は119)
大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。高熱や脱水の判断に迷う場合は、#8000やかかりつけ小児科にご相談ください。

