この記事の3つのポイント
ゲーム依存を防ぐ:健全なゲームとの付き合い方について、国立成育医療研究センター・内閣府・厚生労働省などの情報をもとにまとめました。
- 結論から言うと:適切なルールのもとでのゲームは、問題解決能力や協調性の向上に寄与する側面もあるとする研究があります。…
- ただし注意点も:WHOは2019年にゲーム障害を正式な疾患として認定しており、依存傾向が見られる場合は早期の専門的介入が重要です。…
- 対象年齢:11〜12歳のお子さんを持つ保護者向け
各機関の見解を比較
このテーマについて、主要な機関の見方は以下のように整理できます。
| 立場 | 機関・出典 | 見解の要旨 |
|---|---|---|
| 積極的 | 国立成育医療研究センター | 適切なルールのもとでのゲームは、問題解決能力や協調性の向上に寄与する側面もあるとする研究があります。 |
| 中立的 | 内閣府 | ゲームの影響は内容や時間、子どもの特性によって大きく異なるため、一律に良し悪しを判断するのは難しいとされています。 |
| 慎重派 | 国立成育医療研究センター | WHOは2019年にゲーム障害を正式な疾患として認定しており、依存傾向が見られる場合は早期の専門的介入が重要です。 |
見解の詳細
積極的な立場: 適切なルールのもとでのゲームは、問題解決能力や協調性の向上に寄与する側面もあるとする研究があります。
中立的な立場: ゲームの影響は内容や時間、子どもの特性によって大きく異なるため、一律に良し悪しを判断するのは難しいとされています。
慎重な立場: WHOは2019年にゲーム障害を正式な疾患として認定しており、依存傾向が見られる場合は早期の専門的介入が重要です。
詳しい解説
ゲーム依存(ゲーム障害)とは
WHOは2019年にゲーム障害をICD-11(国際疾病分類)に正式に登録しました。以下の状態が12ヶ月以上続く場合に診断されます:
- ゲームの時間や頻度をコントロールできない
- 日常生活よりゲームを優先する
- 問題が起きてもゲームを続ける・エスカレートする
依存の兆候チェックリスト
- やめる時間になっても止められない
- ゲームができないとイライラする
- 睡眠時間が減っている
- 成績が下がった
- 友達と外で遊ばなくなった
- 食事を抜くことがある
- ゲームのことばかり考えている
予防のための家庭ルール
ルール作りのポイント
- 子どもと一緒に決める: 親が一方的に決めるのではなく、話し合いで
- 具体的な約束にする: 「ほどほどに」ではなく「1日60分まで」
- ゲームをしない時間帯を決める: 食事中・就寝前1時間・勉強中
- ゲーム機の置き場所を工夫: リビングなど家族の目が届く場所に
- 定期的にルールを見直す: 年齢に応じて調整
守れなかったときの対応
- 叱るのではなく、なぜ守れなかったかを一緒に考える
- ペナルティよりも、守れたときの成功体験を重視
- ルール自体が現実的かを再検討
ゲームのポジティブな面も認める
- 問題解決力やプログラミング的思考の育成
- オンラインでのチームワーク
- 達成感や自己効力感
- ストレス発散 全否定ではなく「バランスよく楽しむ」姿勢が、子どもの信頼を得るポイントです。
相談先
依存傾向が強い場合は、以下に相談しましょう:
- 久里浜医療センター(ネット・ゲーム依存の専門医療機関)
- かかりつけの小児科
- 精神保健福祉センター
大切なお知らせ: この記事は公的機関や専門家の発信情報をもとに編集部がまとめたものです。お子さま一人ひとりの状況は異なりますので、心配なことがあれば専門家に相談してくださいね。
相談できる窓口
| 窓口 | 連絡先 | 対応時間 |
|---|---|---|
| こどもの救急 | #8000 | 夜間・休日 |
| 児童相談所 | 189 | 24時間 |
| 子育て支援センター | お住まいの市区町村 | 平日日中 |
| かかりつけ小児科 | ー | 診療時間内 |
この記事のまとめ
ゲーム依存を防ぐ:健全なゲームとの付き合い方について、国立成育医療研究センターと内閣府などの公的情報をもとに解説しました。
ポイントの振り返り:
- 適切なルールのもとでのゲームは、問題解決能力や協調性の向上に寄与する側面もあるとする研究があります
- ゲームの影響は内容や時間、子どもの特性によって大きく異なるため、一律に良し悪しを判断するのは難しいとされています
- 不安があれば専門家への早めの相談が大切
子育てに唯一の正解はありません。お子さんの個性を大切にしながら、この記事が日々の参考になれば幸いです。
大切なお知らせ: この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめたものです。お子さまの個別の状況については、かかりつけ医や専門家にご相談ください。

